母親は適当くらいが 適当。
こんにちは。
タイトルに使った「適当」という言葉。
日常生活で私は、ざっくり、大体、いい加減、の様な意味で使っています。
本当の意味は「度合がちょうど良いこと」
なのでタイトルの日本語は間違った使い方かもしれません。
私の子供は上の子が「低身長」疑いで通院中です。
単純に背が低い事ですが、100人いたらその中で1番小さい位の子で、
何か病気や、原因がある可能性があります。
私が働き出し、保育園に行き始めた1歳半頃から、身長が伸びにくくなり、
成長曲線を外れ、3歳児検診の時に総合病院を受診することを勧められました。
元々食事も気を遣っていて、お菓子は食べていませんでした。
好き嫌いなくお野菜もお肉もご飯も食べ、教育に力を入れていたわけでもなく、
良く公園にも行き、外遊びもしていました。
何を基準にするわけでもありませんが、まぁ普通かな?
と思うぐらいの子育て環境。
「大丈夫ですよ。」
という言葉が、通院するうち、どこかの段階で言われると思っていましたが、
5歳を過ぎた今もまだ、その言葉は貰えていません。
検査入院をしたり、採血を何度もしてホルモン分泌が正常か、大きな病気でないか、
入念に確認してもらい、今のところ全て問題なし。ありがたいことです。
そうなってくると、問題点は保護者の可能性が浮上してきます。
⚫︎食事内容に問題がないか
⚫︎睡眠時間に問題がないか
⚫︎運動に問題ないか
⚫︎子供が心理的負担を抱えていないか
我が家は保育園以外の時間は、主に母である私が育児をしているので、問題があるとすれば私に。
とてもきついですよね(^^;
特に最後の心理的負担は、イヤイヤ言われると、怒ってしまう事もあり、はじめての子供なので基準もわからなく、自信がありませんでした。
これを聞かれるたび、身長が伸びないのは自分のこの部分が原因かも、、
という気持ちがどんどん大きくなり、常に母親として完璧である様、見張りの目が私の中にありました。
完全にこども中心の毎日で、食事、運動、睡眠を理想通りに行い、
少しでも感情的になれば自分を責め、次は絶対怒らないと心に何度も誓いました。
もうきつい、もうやめたい、無理、、と思うとこまでやっても成果は出ず、
「しっかり頑張ってますね、このまま続けていきましょう」と言われ、
まだギブアップしてはダメなのか、、と気力だけでその生活を続けていました。
それからしばらくして鬱になったのですが、その頃に比べると最近は結構手抜き。
家族の時間でも自分の好きなことしてるし、両親にも頼ってるし、愚痴ったりもするし、
子供にも「もーーーーママも疲れたーーー!」と言ってます。
食事も以前より、制限を緩くしました。
失敗する事も増えたし、それを反省もしなくなりました。
すると子供は「失敗した!でもいいよね!大人だって失敗するし」
「私だって怒ってる!」「今は甘える!」と堂々と言ってくれる様になりました。
心理士の先生から、母親が感情を押しころすと、子供もそうやっていくものだと思い感情が出せない事もあると聞きました。
そして昨日「保育園の先生がね、身長が伸び過ぎてびっくりしてたよ!何度も測り直してたの」
と、飛び上がるほど嬉しい報告を聞けました。
何センチかは聞いていません 笑
伸びない身長に囚われすぎていたので、我が家では計測していないし、保育園も教える方針ではないので。
転園などもしたので、改善した原因は一つではないと思います。
でも、うつの症状が回復に向かい、母親の私がよく笑う様になった事。
適当な母親になった事。
無関係でもないと思います。