夫婦でうつ病 それでも笑う

二児の母 夫婦でうつ病 壁に体当たり、跳ね返りながら不器用に生きてます

うつ病になってよかった 自己理解編

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自己理解

 

うつ病になってよかった

 

もちろんそんな綺麗事ばかりではありませんが、

 

私個人としては人生のターニングポイントとしてよかったのではないか、と思えるのが、ずっとないがしろにしていた「自分」というものをしっかり考えるきっかけになったということです。

 

自分はどんな特性が強く、どんな思考をしがちなのか。日々仕事や家事育児等に追われる中、こんな事をゆっくり見つめ直す時間なんてありません。

 

というか、自分は「普通」で、みんな似たような考え方をしているのだろうと思い込んでいました。

 

実際には良くも悪くも特性があって、部分的にはうつ病を発症するきっかけになったのだと思います。

 

私は今、リワークという病院のデイケアに通っていて、そこで週一回のカウンセリングと、平日は毎日、心理学の勉強などを行っています。

 

 

私は仕事復帰後、病気を発症する前と同じ環境に戻るため、復職してもまた同じように無理をして病気を再発させてしまうのではないかと不安がありました。

 

それがリワークを通して、自分の考え方、生い立ちから確立されていったこだわりの部分、ある状況が苦手となった事象の再確認を行う事で、グチャグチャに絡まり、自分では絡まってることさえ気付いていなかった紐が、ゆっくりゆっくりとほぐれていってるような感覚になりました。

 

 

アドラー心理学でも「自分を知り、そして新しい自分を上書きすることで性格は変えられる」

 

「性格はどのように行動すれば成功するという信念だ。自分で決めたものである」

 

などの言葉があります。

 

 

自分の今の性格に助けられた部分は沢山あります。

 

自分の性格を知り、許容する。

 

その上で自分を苦しめてしまう思考については変えていく作業を少しずつ進めていきたいと思っています。

なかなか難しいですが、これができた後の自分はより人として厚みのある、視野の広い人間になれるのではないかと思っています。

 

そして、同じ環境に戻っても病気の抑制ができる人間になりたいと思います。