夫婦でうつ病 それでも笑う

二児の母 夫婦でうつ病 壁に体当たり、跳ね返りながら不器用に生きてます

「大丈夫」の使い方を間違えてはいけない

私の口癖はいつからか「大丈夫」でした。

 

ポジティブな響きだと思いますが、私は使い方を間違ったため、病気に封印されてしまった言葉です。

 

誰かに、自分に対する励ましとしてはとてもやさしい言葉です。

 

その使い方であれば私の病気は何も訴えてきません。

 

 

ですが、「大丈夫です!」心配無用です。という意味で使うと、体が痛くなり、抗議してきます。

 

 

嘘をついていることに、一番、自分が気づいています。

 

もう大丈夫じゃない。

 

助けて。限界。

 

 

本当はそう思っているのに心の声に鈍感になり、

 

 

大丈夫ですと言わなければ。

 

 

社会人として、苦しい姿を見せてはいけない。

 

 

みんな苦労しながら仕事しているのだから、

 

このくらいで無理ですとはとても言えない。

 

 

わざと無視する私に、病気が訴えるようになりました。

 

無理!限界!!これ以上はしないで!!

 

 

 

どちらがおかしいのでしょう

 

痛くないのに痛みと感じる私の脳?

 

悲鳴をわざと無視する私自身。

 

 

病気にも理由がある。そうしないと守れないものがある。

 

 

「大丈夫じゃない。休みます。」

「限界のようです。助けてください。」

 

言葉がなければ人は気付けない。

私を救えるのは私だけ。

 

 

勇気のすごくいる言葉だけど。

 

どうか、言えますように。

 

 

言えたあなたは。すごくえらい。

フリーで働くと いろんな罠もある

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個人で働くと出会えるのも魅力の一つですが、、、

 

 

いろんな人がいます。

 

 

自分はいい大人の年齢ですが、専門分野から外れると世間知らずです。

 

 

ネットワークビジネスと、ねずみ講の違いも知らなかったし、

 

昨日はHPのSEO対策のために~と電話がかかってきまた。

 

後々、あれがそうだったのか。と気付きますが、その時はそういう仕事もあるのかと、話を聞いてしまいます笑

 

 

 

 

経験が少ないなりの私の注意すべきと思う点は

 

 

 

 

 

 

 

上げてみると、普通にわかるだろって言うくらい怪しいですが笑

実際相手ペースで話を聞いているとわかりにくいです。

 

 

1営業に時間をかける

時間を使うと人件費が発生します。会社で一番高いのがこの人件費ですよね。

なのに電話が長いということは、そうまでしないとお客さんがいないということを露呈しています。また一人つかまえるだけで利益が多いことも。

 

本当に良い商品、サービスの会社は、宣伝はするでしょうが、一人のお客さんに固執しすぎないです。

 

2喜ばせようとする言葉を使う

もちろん営業スキルとして大事なことですが、「代表」「先生」「社長」という言葉を名前の代わりに使えばいいと安易に思っている営業マンは、上司もその考えなんだなと思います。

 

相手の名前を覚える気もない。筒抜けです。

 

敬意があれば個人名に敬称をつける。反応が悪いなと感じたら言い方を変える。相手ありきの喜ばせようではなく、自分本位の喜ばせようの人が多いです。

 

 

3会いたがる

今の世の中、積極的に個人で会いたがるのは違和感ですよね。

 

1の時間をかけるに共通ですが、これはさらに交通費なども加算されるのに、どうしてそこまでするのか。

 

当日に契約させる、囲い込む気があるのが透けて見えます。

 

 

商品の説明なら電話でよい。

 

企業だって今は働き方改革で時間をいかに短くするのか悩ませているのに、ブラックなのかな、、と思ってしまいます。

 

 

4詳細は話さないのに魅力ある内容だと言ってくる

会ってからのお楽しみ、って電話で伝わらないような内容でしょうか?

 

資料が必要であればデータで送ればいい。

 

もし本当に魅力ある内容であれば、一人に固執せず、大衆に向けて宣伝した方が、会社としていいはずなのに。

 

 

 

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以上の事は後からじっくり考えるとわかりますが、電話だとペースが早いので

違和感を感じるものの、「徹底的に断る」決断には至りませんでした。

 

 

今回私は、契約する気はないけど勉強になるかもしれないから一度会って話してもいいと言ってしまいましたが、

嫌な違和感があったので、頭の整理をし、検索を深くしてみると、詐欺まがいだと書かれてるサイトがあったので、まずいと思って、断りの電話を入れました。

 

 

今は検索されてもすぐに悪い情報が出ないようにされているんですね。。

 

会社名を頻繁に変えたり、自分の発信の情報が上位で埋め尽くされていたり。

 

 

 

会おうとしてしまったので恥ずかしい経験かもしれませんが、いい勉強になりました。

 

一番の収穫は自分は騙されるかもしれない人間で、注意が必要と自覚できたこと。

 

次、もっと言葉巧みな誘いがあっても、前のパターンもあり得る。と思考できるので防御力が上がったかなと。ポジティブに考えています。

 

 

とはいえ、会う約束をすっぽかすのはネットの口コミで批判が多くも、してはいけないと思ったため、断りの電話を入れたのですが、

正直にトーンを落として説明し、辞退すると引き仕上がっていただけました。

 

 

「お誘い頂き、お時間頂きありがとう。でも私には、今もこれからも不必要です。」

 

恨みをかっても喧嘩になっても嫌なので。

 

 

個人名で仕事をしていると、どこで誰がつながるかわからない。

 

今までは会社に守られている部分がたくさんあったのだと気づかされます。

 

 

 

どの働き方でも、難しい部分がある事を実感しますが、それも含め自分に合ってる働き方は何なのか。

 

行動しながら探していきます。

30半ばで、グループ行動が苦手な自分を知る

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おとこ社会の企業にいたため、女性も少なく、かつ転勤も多いので

 

あまりグループを意識することなく、社会人を過ごしてきましたが、

 

フリーランスで仕事をし始めると、女性の集まりに出向く機会が増えました。

 

 

話しかけるのに苦はなく、以前の仕事で鍛えられた部分もあり、誰とでも話せるのですが、グループが苦手なことに気づきました。

 

行動を制限されるのが嫌。

意見を合わせるのが嫌

 

いやいや期か私!笑

 

思い起こすと、小学校からの学生時代、ほとんどグループに所属していませんでした。

いろんなグループの人と話すけど所属してないので、

グループの集まりには呼ばれないさみしいやつ笑

 

それが青春時代にはコンプレックスでもありましたが、いざ所属してみると、地獄の記憶しかありません。

 

合わないことはしなくていいんですね。

 

 

執着せず、執着されずが一番心地よい。

 

 

身軽に動いて、いろんな人と話したい。

いろんな生き方や価値観に触れる方が私は面白いと感じる。

 

 

この人との会話が楽しいと思えば2人で話せばいい。

 

 

悩むときは大抵、合わないことをしている時。

 

 

ビジネスでは案外そんな私が役に立つ。

 

というより、自分の特徴を知って自分が合う仕事をさせてあげればいい。

うつ病が、進むべき道を教えてくれる。

人生は選択で作られている。

 

朝ごはん何にする?

 

服は?

 

というものから、

 

仕事辞める?

 

結婚する?

 

というものまで。

 

 

最近の私の関心は何をしてお金を稼ぐか、です。

 

 

病気を抱える前は、みんながしているから、今までしてきた事が生かせるから、

周りが喜ぶから、と他人軸で決めるため、情報があればあるほど決めれない。

 

 

 

だけど病気になってから、心から楽しい事でないと、動けなくなりました。

 

なので、とりあえず興味のある事はたくさんチャレンジします。

 

 

その中で、少しでも違うものは、病気が判断します笑

 

 

大好きで、勉強せずにはいられない仕事だと、OK!

 

 

でもこれって、病気に関係なくとても大切なこと。

 

わかっているけどなかなか踏み出せない部分でした。

 

 

 

大好きな感情は人に伝わります。

 

いくらでも勉強してしまうので話題も知識も多岐に渡ります。

 

結果、お客様に「本物だ」と認めてもらえます。

 

信念ができます。

 

ブレなくなります。

 

 

なので病気は私を助けてくれる大事な一部。

 

 

セミナーを真面目に受けない 不真面目のすすめ

夫婦でうつ病を抱えながら、

子育てをし、働くために

私がたどり着いた今の答えはフリーランスで起業する事です。



人によってうつ症状の出るタイミングは違いますが、私の場合は
雇用される側として求められる事が特にダメ。


そのためマイペースに出来るフリーランスの働き方を選びました。



となると、お金に繋がる仕組みを作ったり、営業が必要になります。



経営の知識は今までなかったため、セミナーに参加する事が増えました。


セミナーに行って良かったと思うのは、
1、病気のくくりなしで、他者評価が確認できる事。
2、セミナーでできた人脈が仕事に繋がることが多い。
3、もちろんセミナーの内容が勉強になる。


ただし時々難点なのは

1、合わない人との出会いもあるため、調子が悪くなることもある。
2、拘束時間が長いものがある


価値観の合わないセミナーは特に辛いですね笑

稼ぐためには!法人格にまで育てるためのは!とガツガツして、
参加者の中でもマウントが始まる事があります。


それが正しい人もいれば、そうじゃない人もいます。
なのに正解が当たり前に決められている。


でも、その経験も大事。


合わないと感じる事は聞き流して、私はこうしたいからいいや、

あーこの人は自分の畑に相手を引き込んで、自分の優位性を主張したがるんだな。

と、自分の否定はせず、眺めるようにしています。




セミナーも、押しつけひどいなと思ったら聞かない笑


堂々とiPadで違う作業をしています。


学校じゃないし、講師も対等です。



以前は箱の中で優等生になるために必死でしたが、



不真面目になったらなんとラクな事か。


自分の大事にしたいこともブレないです。


そして不真面目な自分って楽しい笑



今日、少し、不真面目になってみませんか?

断捨離で「いい人」を捨てる

ものを捨てる事は大事です。

物があって困る事は無いと思いがちですが、大きく減ります。


空間、動線の柔軟性、思考。


本当にいるものだけになると、思考が変わり、行動が変わる。



頭の中も同じ。



情報を入れれば入れる程、吸収しているようで散らかる。


自分の考えが埋もれる。


全部絶って、シンプルにするとやっと埋もれていた「自分」の考えが出てくる。



最近はやっとその事に気付いて、情報を断つようになりました。

無駄な事を考えないようになりました。

考えて無駄だと思う事が増えました。



簡単に捨てれるものはだいぶ片付きましたが、

私の上にでっかく根を張って育った「いい人」




鬱蒼と茂り、私の限りある空間が、殆ど枝葉で覆われていました。




無くす必要は無いのだけれど、

あれば役立つ事もあるけれど、




大きくなりすぎた。




枝を落とす所から始めています。

「いい人」な自分をチョキチョキ切って、
ゴミ袋に入れて、出す。


地道に時間をかけて。



ある程度枝を切って、「適度」にして行こうと思います。

七夕の願い 人に頼らない

「ママの願い事は何?」

 

子供に聞かれて、すぐに出てきませんでした。

 

以前の私なら、模範解答=私の答えだと本気で思ってたので、

 

「〇〇(子供の名前)が幸せでありますよう」

 

自分以外の誰かが、とすることでいい人な自分に満足していました。

もちろん、それもいいのですが、自分は?

 

「いえいえ、私は自己犠牲の優しいお母さんだからそんな、そんな、、」

.........

 

 

結局は自分中心です。

 

利用される子供もいい迷惑。

 

 

子供に頼らないで、家族に頼らないで、私の願い。

 

きちんと考えてみなければと思いました。

 

「色彩の仕事がたくさんしたい」

「お肌がきれいになりたい」

「自由に動く人間になる」

「いい人ではない自分になる」

「本を出す」

「きちんとお金を稼ぐ」

 

けどやっぱり

 

「みんなが、元気でくだらないことで笑えるよう」

 

戻った(笑

 

 

でも、、考えたからね。

はい、とりあえず模範解答、で答えを書き写したのとは違う。

 

そして、月10万目標と本の出版は年内に、

色彩の仕事は月4回は必ず、やると決めました。

 

その他は少しずつ(笑

 

真剣に願い事を考える一日。素敵ですね。

優しい人がなる病気 ある出来事

うつ病は優しい人がなる病気とも聞きます。

 

はじめて聞いたとき、本人からすると、ちょっと美化しすぎてるかな、、、と思ったのが正直なところ。

病気になったらと言って、偉くも悪くもない。

 

ただ、その言葉が思い浮かぶ出来事がありました。

 

私はリワークという、デイケアを利用しています。

 

うつ病の回復期の方が集まり、就業に向けて勉強したり、体力をつけたり、カウンセリングを受けたりします。

 

どんな人がいるのだろう、、

 

実際行ってみると、当たり前ですが病気を抱えてるとは思えない、大人の方ばかり。

ただ数名、深く傷ついて、コミニケーションが取りづらい方もいました。

 

女性の方で自分は醜いと思い込んでいる方がいて、

その言葉を聞くと切ない気持ちになりました。

 

リワークの作業が終わり、挨拶後その方が自分の話を5分程することが続きました。

 

なんとなく「また、、」という雰囲気。

 

ですが、みんな待ちます。

 

話を聞きます。名前を呼ばれると返事をします。

 

その方がどうしようもない気持ちで、言わなければいけないと思い、言葉を発してると感じるから。

 

そして自分を卑下する言葉を発した時に、すかさず

「そんなことないよ」

「自分をそんな風に言わない方がいい」

 

と普段穏やかな方が大声ではっきりと言ってくれました。

しかも複数名。

 

そのあとも「そう思わないといけないのはすごくつらいよね」

と話しが出たり。

 

相手の気持ちを大切にされる言葉に、私まで救われる気持ちになりました。

 

やさしい。。。

 

 

偏見の目があるのかもしれません。

 

でも、この優しい方々が生きやすい、優しい世の中であってほしいと思いました。

 

働くをあきらめない できないから考える

病気をすると、不便なことは増えます。

 

仕事をしていく上で、今悩んでいるのが、

 

「苦手だけどやる」→「できない、もしくはエネルギーの消費が激しい」事。

 

私は小さい頃から時間に合わせて出かけるのが苦手でしたが、社会人になってからは

時間を守ることは当たり前。

 

苦手なりに、何とか時間に間に合うようにしてきました。

 

しかし、病気になってからは全然ダメ。

 

体が重く、「間に合わないかもしれない」が余計にプレッシャーになり、一番体調が悪くなります。

 

以前は他人に対しても当たり前の事だと押し付けて、

勝手にルーズな人。と片付けていました。

 

みんな、それぞれ事情があるんですね。

 

ただ、時間を守れないのは仕事をしていく上で相手の信用を失いやすいです。

 

なので、今実践しているのが、外出せずに働く方法。

 

自宅で働いて、お客さんにも来てもらう。

来て頂くので、私が遅れることはありません。

 

設計の打合せも、色彩の仕事も自宅で行います。

また、時間も制限して10時から16時までしか予定を入れません。

 

私が無理なくできる時間のみです。

 

また、自分ペースで仕事ができる内容に設計も色彩の仕事も形を変えて行こうと思っています。

 

「できない」であきらめず、できないからこその道を考えると、

人と違った道が見つけられる。

 

少しずつ動き始めた今、それを確信しています。

 

病気は厄介だけど、病気になった後の今が私は楽しい。

人の悪い部分が気になるとき、調子が悪いのは自分

あの部分が気になる、いやだ、合わない。

 

あの人今日は特に気になったな、なにか調子が悪いのだろうか。

 

と、本気で思っていましたが

後で思うと調子が悪いのは自分。

 

ほかの人が気にならないところも自分が気になってる。

私が嫌だと感じている。

 

相手の問題ではなく、相手に自分の気持ちを投影している。

 

なんで、あんなこと言われたんだろう、、、ともやもやしたら、

 

あー調子悪いのか。「わたし」と思うと、行動は変わる。

調子が悪いなら自分に優しくするために好きなことをする。

休憩する。

 

その人に執着しない。したところで誰にとっても良くない。

 

まだまだ、病気と付き合うためのコツは色々なるなと思いました。

ごめんなさい。は逆に子供に失礼なのかも

「ママと私、3歳の頃すごく喧嘩した!でも、それもいい事よ!」

笑顔で堂々と言う、5歳のわが子がかっこいいと思った。

 

私は「いい母」ではない。

 

見えない世間の目におびえて、いい母像であろうと偽って、

人の目があるときはいい母のふりをするけれど、

何かうまくいかないと、それは全部自分のせいだと責めて、勝手に苦しくなって子供に強い言葉であたった。

 

そんなことをする自分にまたあきれて、苦しくなって、、

 

長女が3歳のころで、物心がついている、母親の存在が大きい時期。

 

こんなことではいけない。もっといい母になりたい。私のせいで大切なわが子を。

とても大切なわが子を私が傷つけている。

 

子供は私の顔色を伺うようになり、3歳とは思えないほど聞き分けが良くなっていた。

 

それをポジティブには考えられず、かわいそうだと思った。

 

違うきっかけでのびのびと育てる教育方針の保育園に転園、それから1年後私に病名がついた。

 

病気と言われて、正直ほっとした。

「もう、がんばるのあきらめていいんだ。無理って言える理由ができた。」

 

それからまた一年。

以前よりだいぶ考えの偏りがなくなり、諦められるようになり、家族に笑顔が戻ってきた。

 

だけど心の奥で自分のしたことは消えてなく、ふとした時に長女を見ると「ごめんなさい」と思う自分がいた。

 

私のせいで、大事な時期に傷ついたわが子の未来は大丈夫だろうか。

繊細な性格は私のせいではないだろうか。

 

「ママと私、3歳の頃すごく喧嘩した!でもそれもいい事よ!」

 

自分中心の考え方に子供を巻き込んでいることに気づいた。

彼女は、私が思っている以上に強く、前を向いていた。

 

こどもが求めている言葉は「ごめんなさい」では、ない。

 

信頼すること。応援すること。

 

生まれてきてくれてありがとう。

 

母は弱いままで、だけど笑う。あなたを視界にいれて、一緒に笑う。

うつ病でも働くをあきらめない ぶつかる壁もゆっくり迂回する

ご無沙汰しております。

 

現状の私は、

 

うつ病を発症→休職→病院のリワークプログラムを受ける→フリーランスとして働いてみるというところにいます。

 

まだ所属していた企業は休職扱いにして頂いており、復職の可能性も視野に入れながら、フリーランスとして働いてみるとどうなるのか。を試してみています。

 

主にやっているのは病気発症後に好きになった色彩関連の仕事。

 

もう一つは、もともと建築士として働いていたため、設計業。

 

まず色彩の仕事はいくらでも勉強したい仕事で、初めてのお客様にドキドキはするものの、一日で基本完結し、誰かの協力を仰がなくていいので心理的負担は大きくありません。

 

仕事が終わると1,2時間ほど大の字になって動けなくはなるのですが、気持ちとしてはすっきりしており、続けていきたいと思えます。もちろんまだ走り始めたばかりなので、これから壁にぶつかるのかもしれません。

 

そして、うつ病発症時までしていた建築士の仕事。

やはり責任の重さがあります。

お金は受け取らずやっているのですが、工事自体の金額は大きく、その窓口になるわけです。しっかりとした対応、また士業としての責任はついてきます。

また、関係者も多く自分のペースでやるのが難しい。

 

客先にも病気のことは伝えていません。

 

設計自体は今までの積み重ねがあるため、出来はするのですが、やって楽しい!というよりも義務感が強いので精神的な消耗が大きい。

 

お客さんと関係性がうまくいっているとまだいいのですが、少しでも「何か不満な点があるのかも」と考えてしまうと頭痛とめまいとで具合が悪くなってきます。

 

打合せ前にもう、動けずうずくまることも、、、

 

でもお客さんが来ると不思議と通常業務ができます。

不安を膨らませる時が一番症状が出るようです。

 

そして、調子が悪いうちは仕事はストップして、一回落ち着かせます。

実は今が、そう笑

 

やらなければ、で動かさず、やろうかな、、と思えるまで。

 

人から見るとペースが遅く、怠けているように見えるかな。

でも、これが精一杯。

 

走らなくていい。とまっていい。

 

病気を抱えてからは息切れしないペースで。

といいつつよく息切れするけど笑

 

確かに以前より厄介です。思った通りの体ではありません。

でも私は私であるために働きたい。

誰のためでもなく自分のために働きたいです。

 

体当たりする、よじ登る体力もないので壁は壁のまま、

ゆっくり遠回りします。

周りの協力のおかげです。

 

そして、遠回りするやり方だからこそ、できる働き方を見つけ出したいと思います。

 

うつ病になってからが、

うつ病って特別な事じゃないと思っています。

 

10人に一人はなって、世の中、病気はうつ病だけではなく、他にも沢山あります。

 

診断を受けてないだけで実は、、苦しい思いをされている人もいると思います。

 

ほとんどの人が病気や悩み事を抱えながら生きています。

 

うつ病は誰でもなる。

 

うつ病は自分を守る防衛本能で、

 

病気になったから見える世界があって、

 

うつ病を抱えながらだからこそ、出る答えもあります。

 

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病気になったら終わりじゃない。

 

今までの自分とは、少し変わるけど。

これからの自分の方が、痛みを知ってる分、もがいた分、素敵です。

 


十分がんばった。

 

もう十分。

 

出来る限りのことをした。

 

大丈夫だから、ゆっくり休んで!

 

うつ病になるのは普通のこと。

 

ただちょっと頑張りすぎたから。

 

エネルギーが切れちゃったから、

 

 

ゆっくりゆっくり、時間をかけて貯めて行こう。

 

すべて大丈夫。

 

私だからうつ病になったけど。

私だからうつ病と一緒に立ち直れる。

 

うつ病を経験したあなたは、大きく成長してる。

 

安心して、ゆっくり休んで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病気になって、すっからかんになって、見えた世界は自由でした。

うつ病になった時、

今まで自分の強みだと思っていたことが崩れました。

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なんとなく始めた
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必死に積み上げた
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どんどん補強したのに
<>
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崩れてしまった

コツコツ積み上げてたものが、全てなくなり。無力感。


でも今私は、うつ病になってよかったと思っています。


こつこつ積み上げたそれらは大切なものだったけど、
いつのまにか壁となって、そこの中にいることが
安全だと思い込み、どんどんその壁を補強してました。


ぽっかりあいたそこから見えた景色はとても自由で

思っていたよりも優しい世界でした。

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なくなった事にショックで下を向いて
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でも
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壁がなくなったそこは

その世界が見えて、思わず飛び出してみると、

もとの自分の必死に積んでいた壁は硬く冷たく薄暗くて、




うつ病にならなかったら、あの壁は崩れなくて、

私は外の世界に出ることはなかったと思います。

少々厄介で、取り扱いがわからない時もありますが、

私の味方であることは知っています。


壁を壊してくれてありがとう。

限界だって諦めさせてくれてありがとう。

流れる思考を書き留める

ご無沙汰しております。

最近は色々とチャレンジしてみて、思考が自分でも流れている感覚があります。

思考、経験、思考、体験、、、、

と繰り返し、昨日と今日では違う考えをもつ自分を認識しています。


なので未来の事は未来の自分に決めてもらわないと、

今ここで、うだうだ考えても、数時間先にいる自分は、また違う人間なので無駄だと思うようになりました。


そして考えが流動的な今だからこそしっかり記録を残すように
カウンセラーの方に言われたので、止めていたブログを書いています。





数年前まで自分の考え方はこの先大きく変わらないと思っていました。



たぶん、大きく変えないと決めていたんだと思います。



会社に求められる人間像を取り入れて、環境に馴染み、周りに合わせて、無駄なことを考えないのが一番楽で、責任もありません。

誰にとっても、良くも悪くも無く。。。




自分の価値を他者評価に全て委ね、主体性をなくしていきました。

そのうち自分の気持ちが分からなくなり。辛いと感じている自分も気づきませんでした。




しかしうつ病にかかり、本当の自分をこの数ヶ月探すようになりました。

うつ病になって良かったと思います。

薬はまだ飲んでるし、心の不安定さもあるし、綺麗事ばかりじゃないけど、
以前の私より、今の私が、自分に対して誇れます。


周りの人の事も少しずつ理解するのを諦められるようになりました。


前は人の気持ちを察する事に自信があり、もちろんあってる事もありましたが、
選択肢が狭く、結局フィルターをかけて見ていたと思います。

ひとの気持ちはそう単純ではありません。

そこで変に思いを巡らせてみても結局のところ解らないのです。


主体性なく、他者評価に全て依存すると10年先の自分はすごくつまらないと思いました。

義務に追われて、顔色を伺って、いつまでも自信が持てません。


今は、自分のエネルギーにも時間にも限界がある事を知り、したい勉強、
したい仕事にそれを注ぎたいと思っています。



かと言って現実それがうまくいくか、


そこをどうにか、すくむ足で一歩一歩、自分を信じて進めた先に見えるものが、

感じるものが自分の中にあるのではないかと思います。



自分を信じろ!逃げるな!
あなたなら、なんとかなる!