「大丈夫」の使い方を間違えてはいけない
私の口癖はいつからか「大丈夫」でした。
ポジティブな響きだと思いますが、私は使い方を間違ったため、病気に封印されてしまった言葉です。
誰かに、自分に対する励ましとしてはとてもやさしい言葉です。
その使い方であれば私の病気は何も訴えてきません。
ですが、「大丈夫です!」心配無用です。という意味で使うと、体が痛くなり、抗議してきます。
嘘をついていることに、一番、自分が気づいています。
もう大丈夫じゃない。
助けて。限界。
本当はそう思っているのに心の声に鈍感になり、
大丈夫ですと言わなければ。
社会人として、苦しい姿を見せてはいけない。
みんな苦労しながら仕事しているのだから、
このくらいで無理ですとはとても言えない。
わざと無視する私に、病気が訴えるようになりました。
無理!限界!!これ以上はしないで!!
どちらがおかしいのでしょう
痛くないのに痛みと感じる私の脳?
悲鳴をわざと無視する私自身。
病気にも理由がある。そうしないと守れないものがある。
「大丈夫じゃない。休みます。」
「限界のようです。助けてください。」
言葉がなければ人は気付けない。
私を救えるのは私だけ。
勇気のすごくいる言葉だけど。
どうか、言えますように。
言えたあなたは。すごくえらい。